中国女性報道官、韓国との「キムチ論争」の質問受ける=中国ネット「こんなささいなことで…」

中国主導による漬物(泡菜、パオツァイ)の国際規格制定に関連し、中韓両国間でキムチの起源論争が起きていることについて、中国外交部の報道官が1日の定例会見でコメントした。

記事は、11月24日に国際標準化機構(ISO)で中国主導の「泡菜」に関する国際規格が誕生し、これについて韓国の当局や世論、メディアが注目したと説明した。

そして、1日の会見で、ある記者が「韓国と中国のメディアが、韓国食品であるキムチの起源をめぐって論争を繰り広げているが、外交部としてどう評するか」との質問をしたところ、
華春瑩(ホア・チュンイン)報道官が「その方面の争いは存在するのですか? 私はよく分かりません」とした上で、
「駐中韓国大使館の関係者に、論争の要点はどこにあるのか聞いてみるかもしれない。私は、中韓両国が論争よりも協力、共有をたくさん行っていると認識しています」と笑顔でコメントしたことを紹介している。

これについて、中国のネットユーザーは「四川の泡菜と韓国のキムチは別物」「答えは簡単。白菜の起源は中国であるということ。白菜がなければ、韓国だってキムチはできまい」「これはどうせ韓国の記者が聞いたんだろう」
「服装(※これに先立ち、中韓の間で民族衣装の起源が論争になっていた)の次はキムチか。自前の文化がない国は本当に哀れ」といった感想を残している。

また、「こんなささいなキムチの話まで華姉さんの手を煩わせるとは。華姉さんはもっと大きな仕事をする人だぞ」「華姉さんも大変だな。どんな質問にも答えなきゃいけないのだからな」など、華報道官に同情を寄せるユーザーも見られた。

https://www.recordchina.co.jp/b857626-s0-c10-d0135.html