共産志位氏、24日に就任20年
野党共闘の構築課題

 共産党の志位和夫委員長(66)が24日に就任から20年を迎える。
日本学術会議の会員候補を菅義偉首相が任命拒否した問題などで政権追及の先頭に立っている。
ただ党運営では高齢化による党員の減少や、次期衆院選での野党共闘態勢の構築など課題は山積している。

 「次期衆院選では共闘の力で政権交代を実現し、野党連合政権をつくろう」。
志位氏は21日、オンライン演説会で、野党第1党である立憲民主党を念頭に、自身が提唱する野党連合政権構想への支持を訴えた。
だが、立民の最大の支援組織である連合内には「日米安保条約の破棄」を主張する共産への拒否感が強い。

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