多目的トイレなどでの不倫騒動で6月から無期限活動自粛中のお笑いコンビ「アンジャッシュ」渡部建(48)が年末特番で
電撃復帰することが19日、分かった。大みそか恒例の日本テレビ「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」の
「絶対に笑ってはいけない」シリーズで、10月下旬に番組からのオファーを受け、決断した。不倫への風当たりが厳しい中、
半年ぶりのテレビ解禁。スキャンダルを笑いに変えられるか、芸人として正念場だ。
「渡部、アウト〜」な不倫騒動から半年。捨てる神あれば拾う神ありだ。まだ正式発表されていないが、
今年も大みそかにダウンタウンがメインを務める「絶対に笑ってはいけない」シリーズの放送が決定。その名物番組でみそぎを果たすことになった。
マイナスイメージが強い不倫騒動だけに、スポンサーのこともあって局側では慎重に協議。
「最終的に出演が決まったのは今月17日。間違いなく大みそかに出てくる」(同局関係者)という。
「番組の企画会議で“渡部さんの復帰の場になれば”という話が持ち上がり、先月20日ごろに大まかな話がまとまったようです。
これまでも“笑ってはいけない”で、スキャンダルから復帰した人もいますし、何とかうまくいってほしいと願っています」(制作スタッフ)。

関係者によると、渡部は同局の人気番組「行列のできる法律相談所」にレギュラー出演しており、
その制作チームの中心スタッフが「笑ってはいけない」にも携わっていることもあって出演をオファーしたという。
今年はコロナ禍の影響により地方ロケを控え、18日からメインキャストを中心に都内で収録がスタート。
スポニチ本紙の取材に日本テレビは「番組の制作過程についてはお答えしておりません」と説明したが、すでに渡部の収録は終えたとみられる。

「不倫騒動はケツバットどころではすみませんが、渡部さんは周囲に迷惑をかけたことを本当に反省されている。
番組にどんな出方をするか分かりませんが、不倫については身から出たサビで謝るしかない。
あとは視聴者がどう判断するかです」(同局関係者)。
不倫の代償は大きく、渡部はTBS「王様のブランチ」など10本近いレギュラーを降板しており、
CM3社も差し替える事態となった。違約金は数億円に上るとみられ、渡部としては“笑えない”状態が続いている。
来年、芸能界に本格復帰できるかは反響次第。目玉探しに奔走する裏番組のNHK紅白歌合戦にとっても“笑ってはいられない”隠し玉の出現だ。

 ▽渡部の不倫騒動 複数女性との不倫を一部週刊誌が今年6月に報じたことにより、
渡部自身が無期限の活動自粛を所属事務所に申し入れた。報道によると、17年4月の佐々木との結婚後、
渡部が肉体関係をもった女性は少なくとも3人いた。東京・六本木ヒルズの地下駐車場の多目的トイレに女性を呼び出して
性行為におよんで対価として1万円を渡しており、多目的トイレ不倫として世間の批判を浴びた。
佐々木や児嶋が公に謝罪する一方で、渡部は会見を開いていない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b9d9918d52595e12267e1650c5b6a2f93f8e51c0