共和党のドナルド・トランプ米大統領(74)と民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)が争ってきたアメリカ大統領選は日本時間の8日未明、バイデン氏が当選を確実にしました。ただ、トランプ氏は選挙の不正を主張するなど、敗北を受け入れる様子を見せていません。3日の投票日から続く異例の選挙の様子を、タイムラインで詳報しています。
■バイデン氏がカナダ首相と電話会談[08:07]
バイデン氏がカナダのトルドー首相と電話会談した。バイデン氏の政権以降チームがツイッターで発表した。カナダ首相府によると、バイデン氏が勝利を確実にした後、外国首脳と会談するのは初めて。
■共和党議員OBら、トランプ氏を批判する声明[05:08]
元共和党議員30人以上が、選挙の不正を主張するトランプ氏の発言を批判する声明を発表した。「トランプ氏の発言は選挙の正当性を損ない、受け入れられない」として、「政党に関係なく、バイデン氏が勝利したと国民が認めることを望む」と述べた。
■ペンス副大統領「終わっていない」[03:41]
ペンス副大統領は「終わるまで終わらない。そしてこれ(選挙)は終わっていない!」と自身の執務チームに伝えたと、ツイッターに投稿した。「トランプ大統領は我々のために戦うのをやめたことがない。私たちはすべての合法的な投票が数えられるまで戦い続けるつもりだ!」とし、トランプ氏と共に選挙結果を受け入れない姿勢を示した。
■トランプ氏、国防長官を解任[02:54]
トランプ氏はエスパー国防長官を解任したとツイッターで明らかにした。「エスパーは解任になった。彼の仕事に感謝したい」と投稿し、国家テロ対策センターのクリストファー・ミラー所長を国防長官代行に充てるとした。来年1月のバイデン新政権発足を控えた移行期に国防を担う重要閣僚を解任するのは異例。エスパー氏はトランプ氏の「忠臣」とみられていたが、人種差別に抗議するデモ鎮圧のための米軍派遣に反対する姿勢を示し、必要があれば軍を派遣すると表明したトランプ氏との対立が表面化していた。

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