子供の前で、パートナーの悪口は言わないほうがいい/ひろゆき
11/5(木) 15:55配信

 子供にとって親や兄弟姉妹など家族は、人生で初めて接する他人です。なので、子供は「家族が家族のメンバーに対してどう接するのか?」というのを見て、他人との関わり方を覚えたりするものですよね。

「子は親の鏡」という言葉通りで、親が自分の行動に気をつけないと子供は真似をします。

 そして、「親が見せてはいけない子供に影響を与える行為」は、子供が真似をして他人との関わりに影響することもありますけど、それ以上に子供が精神的に不安定になってしまう問題があるような気がしています。

 例えば、親が離婚した人たちからよく聞く話で、離婚後に、「自分が普段一緒にいないほうの親に対する悪口を聞くのが嫌だった」というものがあります。

「嫌いになった人のようになってほしくない」という意味から元パートナーの悪口を言う人もいるみたいですが、それは大人が自分の感情を正当化しているだけのような気がしています。
親としての自覚

 もちろん離婚するくらい嫌いなので、悪口を言いたくなる気持ちもあるのでしょうけど、親としての自覚があるならば、それは胸の内に秘めておいたほうが子供のためにはいいと思うのですね。

 というのも、離婚をしていないにしても、例えば、母親が父親のいないところで父親の陰口を子供に言ったりすると、母親が陰口を言っていた後に何事もなく父親に接しているのを見ることになります。それを見た子供は、きっと「世の中では陰口を言うのは当たり前のことである」という認識をしてしまうと思うのですね。これは非常によくないです。