対談 金守珍&前田日明 - ワンコリアフェスティバル
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金●●前田さんもそうだろうけど、僕ら、強くなければこの国で生きていけないと教育され、自分もそう思って生きてきた。
僕は高校まで朝鮮学校ですから、喧嘩も乱闘もさんざんしましたよ。一度小学校の時、十人くらいの日本人に襲われたことがあるんです。
僕らは日本の祭日も休みではないから、天皇誕生日もランドセルを背負って学校に行く。そこを狙われた。僕らが中学一年の時、高校の先輩たちが国士館と帝京に徹底的にやられましてね。
これは仕返しをしなければということで、パッとみんな集まった。普段はコリアンは、群れることが嫌いなのに。

金●●駅で国士館の連中と乱闘をして、電車が止まる。僕ら、新聞に出るのを勲章だと思ってたから(笑)。相手は大人ですよ。大学生がガクラン着て、高校生に混じっている。
体なんて、それこそ前田さんくらいあった。でも僕ら、怖いものなかったですね。

金●●在日には凄まじい生きざまをもった人が、いっぱいいる。これを表現したい。映画にしたいと思っているんです。

金●●僕は差別そのものは、人間の本質に根差していることだから、決してなくならないと思います。
そのなかで差別される側になった時、コンプレックスをばねに何ができるか。試されるんだと思います。

前田明 格闘王
松井章圭 極真空手世界王者
金泰栄 拳道会、正道会館師範 田村潔司、ミノワマンを撃破
徳山昌守 ボクシング世界王者