>>571
国際世論、特にインドを始めとするアジア諸国は
オランダによる都市の無差別爆撃に激しい非難を浴びせかけた。
国連安保理も1949年1月28日、オランダに対して、インドネシアから撤兵するよう勧告する決議案を採択した。

結局、国連による非難決議は、オランダの侵略に対する有効な阻止手段とはならなかった。

3年半の独立戦争で、インドネシア側が払った犠牲は死者だけで80万人、負傷者は1千万人を超えた。
しかし、オランダは謝罪するどころか、
戦闘を賄うために自ら発行した軍票60億ドルのインドネシア政府による弁済、
オランダ人官吏への恩給支給、オランダ人所有の不動産の権利承認などを要求した。