>>619
>>251に、ストレスで動けない状況で典型的なパターンの
メカニズムを書いたよ。同じかはわからないけど。

つまり、人間には自意識を司る論理脳と、自意識が全く
コントロールできない感情脳があるんだ。ストレスや、
絶望感で論理脳が停止しがちになると、危機だと思って
感情脳が勝手に起動し行動を支配する。ままならない
感情や、認知異常(意図しない恐怖や敵対心)も感情脳の
割り込みによるものが多い。

哺乳類は基本、論理脳で行動する。だから環境によらず
世界各地に広まった。犬は寒いところから暑いところに
出てきたし、猫は暑いところから寒いところに広まって
いった。その一番の特徴は、論理脳を使うことで、天敵
の痕跡を覚え危険を避けたり、食べ物がいる環境を判断
できたことにある。

でも論理なんて自然に適用できることは実は少ない。
だから哺乳類は論理が止まると危険な状態と判断し、
感情脳を優先させてうまいこと危機を切り抜けてきた。
でもその感情脳の働きは自意識では理解できない。だから
感情に支配されたあと、困惑する人が多いんだ。