南こうせつ コロナ禍での心配は喉「この半年歌ってないから、ときどき不安な感じがする」
◆コロナ禍で森山良子が心がけている“2つのこと”って?
南:やっぱりこういう時期じゃない? いろんな意味で人恋しいよね。
森山:そうね。結局、今まで当たり前だと思っていたことができないからね。私、2つ心掛けていることがあるの。
こういう時期が終わったときに、お酒が飲めなくなっている自分だったらどうしようって。結局1人だとなかなか飲まないじゃない?
南:そう。1人だと飲まないね。
森山:だからね、無理に飲むことにしているの、1人で。
南:アハハ! 何なの、それ(笑)。
森山:毎日じゃなくて、ね。この間までみんなで集まって、あれだけの量を飲んでいたのに、
「あぁ、私、全然飲めなくなっちゃったの」っていうのが嫌なのと、あとはやっぱり喉。この期間にやっぱりさびついちゃったりしたら怖いから。
南:そうだよね。僕らは歌うのが商売だから。喉がさびついちゃう恐れっていうのは、僕もある。この半年歌っていないから、ときどき不安な感じがするんだよね。
森山:ね。だからときどき奇声を発したり……「ワァァァア」って。
南:お家で?
森山:お家で。うちは2世帯で、隣に娘の家族が住んでいるんだけど、あんまり大きい声を出すと「ママ、うるさい!」って言われるの。
南:アハハ!
森山:こうせつちゃんのところは、お家がすごく広いから。存分に声を出せるでしょう?
南:まぁ田舎だからね。今日も半年ぶりに大分から東京に出てきたんだけど、やっぱり乗り物も人が少ないし、なんとなく人がまばらで。
森山:そうね。やっぱり緊張感があるし。
南:今はコロナの収束が見えないという状況だから、それでも半年間人に会わないでいると、恋しくなるね。
森山:人恋しくなるね。特に恋愛モノのドラマや映画を観ていると、キューンとする度合いが高まるというか。なんでだろう。やっぱり誰かと、例えばハグや握手さえ今はできないし。
南:できない。したらダメ。
森山:とりあえず、ずっと離れていようっていうね。でも、だからこそ“寄り添いたい”っていうような気持ちが高まっているのかな。
南:そうかもしれないね。
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