「日本の次期首相が初めにすることは、謝罪と賠償だ」
2020.09.02.14:09

正義記憶連帯(正義連)は先月他界した慰安婦被害者イ・マグダルおばあさんの冥福を祈り、
日本の次期首相が直ちに慰安婦被害者問題の解決に乗り出さなければならないと促した。

正義連は2日、ソウル鍾路区の旧日本大使館前で記者会見形式の第1455回水曜集会を行った。
同日の記者会見では、新型コロナウイルス感染症(コロナ19)拡散事態で、従来どおりYoutubeで生中継された。

正義連は、この席で先月29日に亡くなったイさんを追悼し、黙祷した。

イ・ナヨン理事長は同日、週間報告で「慰安婦問題の解決を生前に見ることができず、
空にいらっしゃるイさんの冥福を祈る」、「今年の8月30日は、憲法裁判所が慰安婦問題について
不作為の違憲を宣告してから9年になる日だが、依然としてこの状態は続いている」と話した。

イ理事長は「韓国政府に登録された慰安婦被害者は16人しか生存していない」、
「犯罪の深刻性、被害の持続性、被害者の高齢化による緊急性から見て、
韓国政府はこれ以上この問題を民間団体だけに押しつけてはならない」と強調した。

そして「過去の歴史問題を否認し、歪曲だけで綴ってきた安倍政権も歴史の裏側に消えた」とし
「ポスト安倍政権時代を迎え、被害者に正義をお返しする真の問題解決過程を韓日両国に期待する」と促した。

正義連は同日、声明書で、「新しい日本首相が一番先にすべきことは、
日本軍の性奴隷制の被害を受けた女性に謝罪して賠償すること」と促した。

一方、NHKや時事通信などによると、自民党総裁選挙管理委員会は
安倍晋三首相の後任を選出する総裁選挙を8日に告示し、14日に投開票することを決めた。

現在、自民党主要7派閥のうち5派閥の支持を受けた菅義偉官房長官の当選が最も有力視されている。
http://kannyu.blog.jp/archives/7006038.html