お盆休みをふるさとや行楽地ですごした人たちのUターンラッシュが始まりましたが、新型コロナウイルスの影響で北海道新幹線の利用客は去年に比べて大幅に減少しています。

東京と函館を結ぶ北海道新幹線の始発駅、新函館北斗駅のホームでは15日午後1時前、東京行きのはやぶさ28号が出発しましたが、乗り込む人はまばらで、例年のUターンラッシュのような混雑は見られませんでした。

JR北海道によりますと新型コロナウイルスの影響で去年のUターンラッシュのピーク時と比べて、8割ほど少なくなっていて、新函館北斗駅では、15日の東京方面に向かう北海道新幹線の乗車率が、終日、15%ほどになる見込みだということです。

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東京から旅行にきていたという60代の女性は「函館では人力車や船に乗りました。旅行中はホテルの近くで孫と一緒に楽しみました」と話していました。

また青森から祖父母に会いに来た6歳の女の子は「おすし屋さんでおすしを食べました。おいしかったです」、4歳の男の子は「おばあちゃんとおじいちゃんと遊んで楽しかったです」とそれぞれ話していました。

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