都の発表によると、同条例に基づく公表は7例目。情報提供に基づき審査会を開催し、以下の3つの文言をヘイトスピーチに認定した。

・「犯人は不逞朝鮮人、朝鮮人コリアンだったのです」
・「不逞在日朝鮮人たちによって身内を殺され、家を焼かれ、財物を奪われ、女子供を強姦された多くの日本人たち」
・「その中にあって日本政府は、不逞朝鮮人ではない鮮人の保護を」


こうした発言について、都の審査会は「不逞朝鮮人という言葉を用いながら、本邦外出身者を著しく侮蔑し、地域社会から排除することを煽動する目的を持っていたものと考えられる」と指摘。

そのうえで「別の集会に対して挑発的意図をもって発せられたもの」「その表現内容も朝鮮人を貶め、傷つける差別的表現」と意見。

これに基づき、最終的に知事の判断で、ヘイトスピーチ(本邦外出身者に対する不当な差別的言動に該当する表現活動)に認定したという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b3d48e96d6736d8f68224a4dfa8b09492cad3147