大宮署と茨城県警捜査3課、栃木県警の合同捜査班は7日、窃盗や住居侵入の疑いで逮捕した常陸大宮市抽ケ台町、無職、小林恵利華被告(34)=同罪で公判中=が、同市を中心に空き巣など43件の犯行を繰り返したことを確認したと発表した。
同課によると、高さ2メートルほどのトイレの小窓などから、ネコのような“軽業”で侵入していたため、捜査員の間では「キャッツえりか」と呼ばれていた。

同課によると、小林被告は2018年12月ごろから今年4月ごろまでの間、同市で19件、大子町で3件、栃木県内で21件の空き巣や忍び込みを繰り返したとされる。現金約160万円に加え、バッグや腕時計など約110点(約50万円相当)を盗んでいた。
「生活費や遊ぶ金のためにやった」と容疑を認めている。

被告は日中の留守宅を狙い、マイナスドライバーで窓ガラスを破壊し、解錠して侵入していたという。

https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15968093578973