新型コロナウイルスの流行による影響で死亡した人の数を推計する「超過死亡」の調査を厚生労働省研究班が実施し、
今年1〜4月に東京などの5都県で計138人の超過死亡があったとする推計を31日発表した。

 超過死亡者を調べると、新型コロナに感染したものの検査で確認されないまま死亡した人が多くいた場合、把握できる可能性がある。
だが国立感染症研究所の鈴木基センター長は、今回の結果によれば「見落としは多くはない」としている。

 超過死亡は、統計学的に予想される死亡者数を、実際の死亡者数がどれぐらい超えているかを調べるもの。

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