AMDが2桁のサーバ市場シェアを獲得
2020年7月30日 by DC CAFE

AMDの第2四半期の結果は、Ryzen PCチップとEpycサーバプロセッサの強力なパフォーマンスもあり、ウォールストリートの期待を上回る、
19億3300万ドルの収益に対し1億5700万ドルの純利益となりました。


■Epyc results(素晴らしい結果)
CEOのLisa Su氏は収支報告で「当社の第2四半期の堅調な結果と通年の増収業績予想は、一貫した事業が成功している事を示している。
第2四半期は、当社のサーバ、クライアントPC向けプロセッサへの強い需要があり、収益は前年比で26%増加した。」と述べました。
AMDはクラウド、エンタープライズ、およびHPCの顧客に広く採用されたことで、サーバ向けプロセッサで2桁シェアの目標を達成し、この
四半期に大きなマイルストーンを達成しました。同社の第2四半期収益の20%以上は、データセンター向け製品が占めました。Microsoft、
Google、Tencent、およびAWSは、彼らのEpycの導入を拡大するとして、指名があったようです。第2世代のEpycプラットフォームは今後も
シェア拡大??が続いていくものと見られます。さらに、今年後半には、Zen3を搭載した次世代のMilanサーバプロセッサの出荷も開始予定です。

■インテルの7nmプロセス化の失敗
同社の既存製品および今後の製品はすべて7nmですが、競合のIntelは先週7nm製品ラインナップの発表を少なくとも2022年後半または
2023年初頭まで延期すると発表しました。
これを受けてAMDは、年間業績予想を25%から32%に引き上げました。

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