青森「"現実"を、悪く嫌だととらえているのは、君の心だ」
秋田「現実を見る角度、置き換える場所。これらが少し違うだけで、心の中は大きく変わるわ」
宮城「狭量な世界観で作られ、自分を守る為に変更された情報。・・・歪められた"真実"さ」
福島「ま、人一人がもてる世界観なんて、ちっぽけなモンや」
山形「だけど、人はその自分の小さな物差しでしか、物事を測れないわ」
宮城「晴れの日は気分良く」
福島「雨の日は、憂鬱」
山形「と、教えられたら、そう思い込んでしまう」
秋田「雨の日だって、楽しい事はあるのに」
青森「受け取り方ひとつで、まるで別物になってしまう脆弱なものだ。人の中の"真実"とはな」
福島「日本の真実なんてその程度のものさ。だからこそ、より深い真実を知りたくなるんだね」

宮城「ただ、お前は人に好かれる事に慣れていないだけだ」

山形「だからそうやって、人の顔色ばかりを伺う必要なんてないのよ」

岩手「でも、皆僕が嫌いじゃないのかな・・・?」
青森「あんたバカァ?あんたがひとりで、そう思い込んでるだっけじゃないの」
…僕は東北にいてもいいのかもしれない。
―ピシッ―
…僕は東北の県でありたい。僕はここ東北にいてもいいんだ!!

・・ワァァァアア・・
山形「おめでとう!」
青森「おめでとう!」
秋田「おめでとう!」
福島「めでたいなぁ♪」
宮城県「おめでとささん!」

東京「早くこっち来いよ!」
岩手「お断りします」