中国メディア、米軍の事故や火災は中国周辺での軍事作戦増加が原因

中国メディアは21日、火災や事故が頻発する米軍について「中国周辺での軍事作戦増加が原因だ」と指摘して冷戦時代の思考を捨てて新型コロナウイルスへの対策に集中すべきだと主張した。

米空軍は今年4月から7月までの3ヶ月間で8回の航空機事故(F-22、F-35A×2、F-15C×2、F-16C、A-10、C-130H)を経験、その結果5機の航空機と2人のパイロットを失う事になったが、このハイペースな事故発生率は通常よりも高く「異常事態」だと米メディアも指摘しており、
米海軍も7月12日にワスプ級強襲揚陸艦6番艦「ボノム・リシャール」で、17日にワスプ級強襲揚陸艦3番艦「キアサージ」で、20日に空母「ジョン・F・ケネディ」で火災事故を経験するなど保守や管理の面で重大な危機に直面している。

このような状況について中国人民解放軍の海軍軍事研究所で主任研究員を務める張軍社氏は「米軍全体が新型コロナウイルスの感染によって疲弊している状況にも関わらず、中国周辺での軍事作戦を強化して世界の警察官のように振る舞っているのが原因」だと指摘して、
冷戦時代の思考を捨てて新型コロナウイルスへの対策に集中すべきだと主張した。

中国メディア、米軍の事故や火災は中国周辺での軍事作戦増加が原因
https://grandfleet.info/china-related/china-and-us-military-accidents-and-fires-are-due-to-increased-military-operations/