習近平の暴挙が止まらない…尖閣侵入の「次」に起きるヤバすぎる事態
このままでは、日本の漁船が危ない…

中国の公船による尖閣諸島周辺海域への侵入が、7月22日で連続100日になった。中国は日本漁船の操業についても「中国の領海への侵入だ」と日本に抗議している。ふざけた話だが、軽視できない。次は「日本漁船の拿捕」を狙う可能性が高いからだ。

<中略>

「次は尖閣上陸を狙うのではないか」と思われるかも知れない。もちろん、その可能性は十分にある。だが、同僚コラムニストの高橋洋一さんは先の番組で「尖閣上陸の前に、日本漁船の拿捕があるのではないか」と指摘した。

これは、いま思えば、さすがに「高橋さんの慧眼」だったと思う。

なぜかと言えば、冒頭に紹介した中国の抗議は、共同通信が7月19日に配信した第1報で明らかになったからだ。高橋さんがYouTube番組で指摘したのは、その5日前の14日だ。高橋さんは中国の抗議を飛び越して、拿捕に至る結論を先に予測していた形になる。

私も、抗議があったからには「次は日本漁船拿捕」とみる。中国が「尖閣周辺海域における日本漁船の操業は領海侵犯」と抗議して、日本が受け入れないのであれば、次に「領海侵犯を取り締まる」のは彼らの立場で当然であり、首尾一貫するからだ。

むしろ、取り締まらなければ、彼らは辻褄が合わなくなる。実は、真実の順番は逆だろう。
彼らは最初から「日本漁船の拿捕」を目標に据えたうえで、その準備段階として、日本政府に抗議してきた。そう見るべきだ。抗議は「拿捕のサイン」なのだ。

高橋さんは同じYouTube番組の7月21日配信版で、私が「中国が日本漁船の領海侵犯を抗議してきたとなると、次は、あなたが前回言っていたように『漁船の拿捕』だろうね」と質問すると「当然だよ」と語った

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/74348