〈幼保無償化〉素晴らしい民族教育、実態を／大阪要請団
15日、幼保無償化問題の関係府省に対する大阪の要請活動では、4万240筆の署名（大阪、奈良）と要望書が提出された。
要請では朝鮮幼稚園の関係者、保護者、日本人支援者、紹介議員らがそれぞれの思いを述べた。発言内容の一部を紹介する。
大阪朝鮮学校を支える会・大村和子代表
朝鮮学校が高校無償化から除外されて10年。自治体の補助金も不交付となり、朝鮮学校は苦しい状況に置かれている。
朝鮮学校の子どもも親も、府庁前で毎週行う「火曜行動」で「日本社会はなぜ私たちを差別するのか」と訴えている。
私は日本人としてとても恥ずかしい。朝鮮学校の子供たちは幼い頃から朝鮮語で学ぶことで肯定感を育み、朝鮮人として誇りを持って生きていく。そのような教育の実態をどうか見てほしい。
立憲民主党・尾辻かな子衆議院議員
幼保無償化制度は「すべて」の子どもたちを無償化の対象に含むとしているが、一部の子どもたちがこぼれ落ちている。
多くの国の予算が使われている調査事業でも調査対象にばらつきが出ているのはおかしい。
今日提出する署名、一筆一筆に込めている気持ちをしっかり受け取ってもらいたい。
https://www.chosonsinbo.com/jp/2020/07/youho-osaka-0715/
https://www.chosonsinbo.com/jp/files/2020/07/002_R-2.jpg
