東京都板橋区教育委員会は18日、区立小学校に勤務する20歳代の教諭が他人の自転車を無断で使用し、
警視庁高島平署に占有離脱物横領の疑いで任意で事情聴取を受けたと発表した。

 区教委によると、教諭は17日夜、品川区内の居酒屋で学生時代の友人4人と会食。
解散後、板橋区の自宅に帰るため電車に乗ったが眠ってしまい、18日未明、埼玉県富士見市内で下車した。
最終電車はなく、教諭は近くにあった他人の自転車に乗って自宅に向かい、同日午前2時頃、
板橋区内で警戒中の警察官に職務質問を受け、同署で事情聴取を受けた。

 教諭は区教委の聞き取りに対し「18日は授業があり、どうしても自宅に戻らなければならなかった」と話しているという。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20200719-OYT1T50133/