厚生労働省は17日、新型コロナウイルスに感染したのは仕事が原因だったとして
労働災害(労災)と認定された人の内訳として、死亡した人の数を初めて公表した。
今月15日時点で、亡くなった9人の遺族が労災申請しており、このうち1人が労災と認められた。

厚労省によると、労災認定された人は卸売・小売業で働いており、海外出張中に感染したと認定された。
申請中の8人は、建設業や不動産・物品賃貸業などで働いていたという。

新型コロナ感染に関する労災は、死亡者以外も含めた全体では15日時点で667人が申請しており、
130人が認定されている。厚労省はホームページで新型コロナの労災申請・認定状況を公開している。


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