「黙ったら香港は香港でなくなる」 退学いとわず抗議の最前線に立つ16歳の覚悟
毎日新聞 最終更新 7月16日 17時58分

香港国家安全維持法(国安法)が施行される4日前の6月26日昼。香港・九竜半島の「天安門事件記念館」を訪ねると、
一人の少女が弾痕の残る赤いヘルメットを食い入るように見つめていた。1989年6月4日、北京で民主化を求める学生
らが武力鎮圧された記憶を後世に伝えるための資料館。左後方から銃弾を受けたその持ち主は、死亡したという。
陰りのある表情をした少女は「メロディー」と名乗った。16歳。進学高校で学び、流ちょうな英語を話す。「勉強をしている
だけではだめだ」と言い「香港の自由を守るため、何ができるかを常に考えるのが学生の責任です」と話した。

https://mainichi.jp/articles/20200715/k00/00m/030/239000c
https://www.youtube.com/watch?v=gSYFZDDIuPU
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