記録的な豪雨で旅館などが水につかる被害が出た大分県日田市天瀬町の温泉街では、建物の危険度を記したうえで、工事費用を割り引きするなどと印刷された貼り紙が、建物に貼られているのが確認されています。
市は市の貼り紙ではないとして注意を呼びかけています。
今回の記録的な豪雨で大分県日田市天瀬町では近くを流れる玖珠川が氾濫し、旅館などが水につかる被害が出ました。

こうした中、日田市によりますと、天瀬町の旅館街で8日、被災した建物に「倒壊の危険があります」などと書かれた貼り紙が貼られているのが確認されたということです。

貼り紙は住宅や旅館などで13枚確認され、「危険度4」などと建物の危険性を診断したかのような数字のほか、「解体・補修工事 他社より10%OFF」などと書かれていて、業者名や電話番号も書かれていました。

今回、日田市はこうした貼り紙を貼っておらず、貼り紙を撤去するとともに、電話をしないよう注意を呼びかけています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200710/k10012507801000.html

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