ゴキブリはどこからやってくるのか?

冬はじっと動かずに休眠しているゴキブリ。春に目覚め、この季節は活発に動き出します。きちんと掃除しているのに、家の中でゴキブリに遭遇したことはありませんか。
玄関のドアを開けっ放しにはしていないし、窓を開けていても網戸は閉めているはずなのに……。ゴキブリはいったいどこから入ってくるのでしょうか。
「ゴキブリは換気口、網戸やドアの隙間、排水口、ベランダや廊下の排水パイプなどさまざまな場所から屋内に侵入してきます。
家によく出るクロゴキブリは半屋外性なので、外にも生息していますが、エアコンの室外機や植木鉢・プランターの下などから、より生存に適した屋内に侵入してきます」

何を食べ、どこに潜んでいるのか?

「暖かくて暗いところが好きなので、家電製品やOA機器などに潜伏することが多いです。冷蔵庫や電気ポットの下に集まったり、
わずかな隙間でも入れるので、電話機の中に潜んでいることもあります」
「家屋内に入ってくるゴキブリは雑食性なので、何でも食べます。食べカス、壁紙や本の表紙、仲間の死骸や糞など、あらゆるものを食べます。
実は、自分の脱皮殻も食べてしまいます。また、水だけでも1ヵ月は生きることが可能です」

“1匹見つけたら100匹いる”は本当?

「ゴキブリは警戒心が強いので、人間の視界に入るところには出てこないはずですが、
明るいところに頻繁に出てきてしまったら、すでに多くのゴキブリが潜んでいるという可能性は否定できません」
「そもそもゴキブリは、集合フェロモンによって集団で潜伏しやすいという性質があります。また、1つの卵から平均24個とたくさんの幼虫が孵化すること
普段は人目につきにくいところに潜んでいることを考えると、たまたま見た1匹はその家に住むゴキブリのほんの一部である可能性は高いと言えます」

ソース抜粋
https://news.yahoo.co.jp/articles/e00eafdd6c03f591b76a89ee3cff769811ca3142?page=1