女児1億4千万人が「消失」 男児選好、中印が8割

【ニューヨーク共同】
国連人口基金(UNFPA)は30日、2020年版「世界人口白書」を発表した。
地域により過度な男児選好の考え方に基づく「性の選別」が行われている影響で、
出生前後に「消失」した女児が20年に累計1億4260万人に達すると推定した。
データが利用可能な1970年代から増え続けており、累計の8割超を中国とインドが占める。

白書によると、出生前に胎児が女性と分かった段階での堕胎や、
出生後の女児をネグレクト(育児放棄)で死なせる例などが含まれる。


https://news.yahoo.co.jp/articles/815653884db7f2f5db10574ac6061aa5033c381a