日本が世界をリードしている分野には、科学技術関連のものが多い。それは中国にとっては脅威でもあるようだ。中国メディアの百家号は27日、「日本は
注意すべきライバルだ」と警告を促す記事を掲載した。
記事はまず、日本という隣国は「よく考えてみると、恐ろしくて身の毛がよだつ」危険な存在だと指摘。一番驚かされているのはノーベル賞の多さで、
ほかにも世界最先端の固体燃料ロケット技術では中国を20年もリードしていると伝えている。
ほかにも炭素繊維複合材料や半導体材料、ロボット、工作機械、重粒子線がん治療装置なども同様に日本の科学技術のほどを示していて、
世界シェアのかなりの部分を占めており、日本でしか製造できないものもあるとその「恐ろしさ」を紹介した。
また、日本の経済は停滞していると油断していた間に、海外で多くの生産拠点を築き、いつの間にか豊かになっていたとも指摘。進んだ技術と
マネジメントを駆使し、海外の労働力、資源、市場を利用して巨額の利益を得ていた、と日本がいかに侮ってはいけない相手かを強調している。
中国は何かにつけて自国のすばらしさを自画自賛しているが、日本の優秀な部分に気付けば気付くほど、中国は日本を「恐ろしい」と感じるのだろう。
とはいえ、中国は科学技術の面で急速に力を付けてきている。中国に追いつかれないために、日本も現状に満足することなく努力し続けることが求められるだろう。
(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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