ノビレチン (Nobiletin)
柑橘類の果皮等に多く含まれる有機化合物で、フラボンを骨格に持つポリメトキシフラボノイド(O-メチル化フラボノイド)の一種である。

薬理作用
in vitroや動物実験で、抗炎症作用や腫瘍の浸潤、拡散、転移を防ぐ作用、皮膚炎抑制作用、肝炎抑制作用等が示されている。
また、軟骨の分解を抑制する効果も報告されている。
また、培養海馬細胞においてAMPA型グルタミン酸受容体を活性化し、ニューロンの長期増強を促進することが示されている