石油元売り3位のコスモ石油が「スーパーマグナム」のブランドで販売するハイオクガソリンについて、
エンジンの汚れを取り除く添加剤が入っていないのに10年以上、「使い続けるほどにきれいにしてくれる」と
虚偽の性能を公式ホームページ(HP)に記載していたことが判明した。同社は毎日新聞の取材に
記載内容が不適切だったことを認め、4月にHPを修正した。


景品表示法は、実際の品質よりも著しく優れていると宣伝したり、事実に反して競争業者が販売する商品よりも
著しく優れているかのように宣伝したりすることを禁じている。過去の表示にもさかのぼって適用されるため、
同法違反(優良誤認)に抵触する可能性がある。

 スーパーマグナムは1992年5月に販売開始。HPで「洗浄力が高い。使い続けるほどに、エンジン内をきれいにしてくれる」
「汚れを取り除く清浄剤が添加されていることも特徴」と汚れを除去する効果を強調する記載をしていたが、
4月1日に「エンジンをきれいに保つ添加剤が加えられている」などと修正。「業界最高水準の製品」などの文言も削除した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cb8ffca1042c842178703eb79a61b57331576e0e