関東大震災、東日本大震災など災害を目の当たりにすると、23区のリスキーさは無視できない。さらに増え続ける人口で増幅しコロナで数年かけて崩れていく。
いずれにしても既に持つ人には高い地価はさして意味はなく、相続税リスクが上がるだけ。
古い人は危険な場所の臭いに敏感。川でできた谷間が多い23区は水や道路に懸念を感じる。臨海は論外。
中央線沿線の地価が高いのは安定した武蔵野台地だから。都心等距離で見ると自明。
ハケの上下も地価形成の要因になっている。今後は満員電車もリスク算定される。
ちなみに東洋経済の住みやすい街ベスト50では、
文京区
武蔵野市
渋谷区
新宿区
立川市
台東区
豊島区
羽村市
府中市
江東区
がランクインしている。概して23区は安全性で順位を落としている。
多摩の悪いところは、中途半端に財政が成り立っているため(日野市以外)、合併の機運が弱すぎる。そのためか市立大学はおろか市立高校すら無い。東京ローカルがないのは多摩も同じ。知事がいると久しく思ったこともない、多摩には都政が及ばない。水瓶問題も利根川荒川水系で解決だし、そろそろ独立機運が高まってもいい頃。オリンピック負債が顕在化する前に縁を切りポテンシャルを発揮すべき時期に来ている。青梅奥多摩が朽ち果てる前に。