自民党の「日本の印章制度・文化を守る議員連盟」(はんこ議連)が、はんこ制度の継続を訴える動きを強めている。
要望書を19日付で岸田文雄政調会長に提出。
新型コロナウイルス対策として広がったリモートワークの推進をはんこが阻んでいるとの声が出ていることについて「いわれないバッシング」と反論している。

要望書は「記名と押印」が持つ法的効力は「署名」と同等とし、「紙による文書決裁、認証を得るためわざわざ出勤しなければならない」ことが本質だと指摘した。
その上で「国民にとって有益な」はんこ制度の継続を要求。
一方、印鑑登録などの行政手続きのオンライン化も求めた。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020062501009