安倍晋三首相は21日、148日ぶりに執務を休んだ。終日私邸で過ごすのは1月25日以来だ。
新型コロナウイルスの感染拡大が長期化し週末や連休も関係閣僚らとの協議を重ねていた。
第2次安倍政権が発足した2012年以降最長の連続執務記録が途絶えた。

首相の連続執務は1月26日の日曜日から始まった。同日の会議で外務省や厚生労働省の官僚らと公邸で会議を開き、
武漢市の日本人をチャーター機で帰国させる方針を決めた。
5月25日に緊急事態宣言を解除した後も週末の関係閣僚らとの会議は続いていた。

首相は19日の新型コロナ感染症対策本部で「新たな感染は一部の自治体にとどまっており、しっかりと対応できている状況だ」との認識を示した。
新規感染者の減少をうけて休暇をとったとみられる。

首相、148日ぶりの休日 連続執務途絶える
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60612050R20C20A6PE8000/