富山の少女2人、拉致可能性なし 96年失踪、海底の車から遺体

富山県警は19日、1996年に失踪した少女2人について、北朝鮮による拉致ではなかったと明らかにした。
県警はプライバシーを理由に、2人の身元などの詳細を明らかにしていないが、関係者によると、
今年3月、同県射水市の港の海底から引き揚げた車から遺体で見つかった同県氷見市の田組育鏡さん=当時(19)、屋敷恵美さん=同=とみられる。

 県警によると、拉致の可能性を排除できない行方不明者は全国で876人となった。

 2人は今年4月、DNA型鑑定などで身元が確認された。
2人は96年5月5日夜に「肝試しに行く」と家族に伝え、その後、行方が分からなくなっていた。

https://www.chunichi.co.jp/article/75587