新型コロナ 米18州で症例数が増加、規制緩和見合わせも
2020.06.15
(CNN) 新型コロナウイルスが流行する米国で、ニューヨーク州の状況が改善する一方で、新型コロナウイルスの症例数や入院者数が増えている州もある。
ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、これまでの感染者は全米で200万人を超え、死者は11万5700人あまりに上る。
13日の時点で18州では症例数が増え続けており、過去最高あるいは最高に近い水準に達した州もある。17州は減少傾向にあり、13州は横ばいの状態が続いている。
症例数が増えている18州のうち、オレゴン、ネバダ、ワイオミング、オクラホマ、アラバマ、サウスカロライナの6州は、過去1週間の症例数がその前の週に比べて50%以上増加した。
https://www.cnn.co.jp/usa/35155302.html
米旅行業界にも復活の兆し、宿泊の予約や旅客機の利用が増加
2020.06.15
ニューヨーク(CNN Business) 夏の旅行シーズンを前に米国の旅行業界にも復活の兆しが見えつつある。
新型コロナウイルスの感染拡大抑止に伴う外出規制が緩和され、さまざまな分野で需要が増加している。
民泊仲介サイト大手Airbnb(エアビーアンドビー)によれば、自宅や集合住宅などのレンタルサービスで夏季の予約が増加したという。
5月17日から6月3日までの期間の米国での予約は前年同期で増加した。予約増加の動きは続いているようで、6月5〜7日の全体の予約数は2月以降初めて前年比を上回った。
エアビーによれば、自宅から200マイル(約321キロ)以内の自動車で移動できる範囲が好まれているほか、リモートワークへの移行が進んでいることから予約期間も1週間かそれ以上となっているという。
航空業界でも需要増加に向けて増便を進めている。アメリカン航空は7月の増便に向けて待機させていた140機の旅客機を再稼働させる。
7月の便数は通常時の55%だが、6月の同20%と比べると大きな増加となる。フロリダ州や西部の山間部へ向かう乗客が増えているという。
デルタ航空は6月、国内便を100便増加した。ユナイテッド航空は国際便の復旧に向けた取り組みを進めている。
https://www.cnn.co.jp/business/35155287.html