当日の靴を燃やすなど“証拠隠滅図る”…ホームレス男性暴行死で家裁送致の19歳少年を検察に「逆送」
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c098cf81edeb2cef9307c69a1b658ebe208fa19

 今年3月、岐阜市でホームレスの男性が暴行を受け死亡した事件で、岐阜家裁は傷害致死の非行内容で送致された少年2人のうち1人を、検察に再び送り返す「逆送」としました。

 今年3月、岐阜市寺田で住所不定・無職の渡辺哲也さん(当時81)が石を投げられるなどして死亡した事件では、瑞穂市の20歳の男(当時19)が傷害致死の罪で起訴され、19歳の少年2人が傷害致死の非行内容で岐阜家裁に送致されていました。

 岐阜家裁は19歳の少年1人について、当日履いていた靴を燃やして証拠を隠そうとしていたことを明らかにしたうえで、「動機、経緯の反社会性は強く悪質である」と指摘、検察への逆送を決めました。

 一方でもう1人の19歳の少年については「投石行為自体には参加していない」として少年院送致の保護処分としています。