日中両政府が、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期した中国の習近平国家主席の国賓としての来日について、年内の実施を見送ることが5日、分かった。
習氏の来日は来年以降も無期延期状態が継続するとみられ、事実上、白紙となる公算が大きい。
中国のコロナ対応や香港問題などへの強硬姿勢をめぐっては、米国をはじめ世界各国で批判が高まっており、政府高官は「習氏は来日できないし、来ないだろう」との見通しを明らかにした。

https://www.sankei.com/politics/news/200606/plt2006060001-n1.html