茂木外相「日程調整する段階にない」 習近平氏来日について

 茂木敏充外相は3日夜のBSフジ番組で、今春の実施が延期となった
中国の習近平国家主席の国賓としての来日について、日程調整を進めていないことを
明らかにした。香港問題や海洋進出の強化などをめぐる中国への批判が高まる中、
「具体的な日程調整をする段階にないのは確かだ」と述べた。

 茂木氏は、トランプ米大統領が9月への延期を表明した先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)などで、
中国への対応や新型コロナウイルス対策などを議論する必要があるとの認識を示し、
「G7サミットのほうが(習氏来日より)先に来るのは間違いない」と語った。

 日本の対韓輸出管理の厳格化をめぐり、韓国が2日に世界貿易機関(WTO)での
紛争解決手続き再開を表明したことについても、WTOの上級委員会が機能不全に陥っている
現状を指摘し、「結局、結論は出ない。(韓国は)何を考えているんだろうかなというところもある」と
疑問を呈した。

https://www.sankeibiz.jp/macro/news/200604/mca2006041607014-n1.htm


習近平氏来日「11月のG20サミット後に」 BS番組で茂木外相

 茂木敏充外相は3日夜にBSフジの番組で、新型コロナウイルス感染拡大の影響で
延期となっている中国の習近平国家主席の国賓来日について、11月にサウジアラビアで
予定される主要20カ国・地域(G20)首脳会議の後になるとの見通しを示した。

 9月には米国で主要7カ国(G7)首脳会議の開催が調整されているが、茂木氏は習氏の
来日時期について「外交日程でいうと、どう考えてもG7サミットが先に来るのは間違いない。
サウジが議長国で国際世論を形成するG20サミットも日程的に先になるだろう」と指摘した。

https://mainichi.jp/articles/20200603/k00/00m/030/295000c