福島みずほ
@mizuhofukushima
沖縄県議会議員選挙が行われています。辺野古の新基地建設を許さない人を当選させてください!
https://i.imgur.com/1lQp6tj.jpg

参考資料

「新基地建設」という偏向用語を使う翁長・沖縄県庁
https://ironna.jp/article/1993
「基地移設」と言わなくなった反対派やメディア

 「新基地」と言えば、沖縄で毎日、普天間飛行場問題の報道に接している身として、どうしても違和感をぬぐえないことがある。主要マスコミが普天間飛行場の辺野古移設を「辺野古の新基地建設」と意図的に言い換えているのだ。

 県紙だけでなく、NHKを除く民放テレビ各社も、アナウンサーが無造作に「辺野古の新基地建設問題で…」と発言している。米軍基地問題は沖縄最大の課題とされているのに、最近、沖縄ではめっきり「辺野古移設」という言葉を聞かなくなった。特に反基地派の運動家は、もう移設という言葉は使わない。この言い換えは昨年の県知事選から本格的に始まった。

 以前にも本誌で指摘したことがあるが「移設」と「新基地建設」とは似ているようで全く違う概念だ。前者は沖縄にとっての負担軽減であり、後者は逆に負担増を意味する。

 厳密に言うと辺野古移設とは、市街地にある普天間飛行場の危険性を除去するため、辺野古海域を埋め立てて同飛行場の代替施設を建設するということだ。代替施設の完成後は、同飛行場は撤去される。「移設」を「新基地建設」と言い換えることは、同飛行場の撤去という沖縄にとって最重要な負担軽減の側面を、故意に無視した用法なのである。

 だから「辺野古新基地」とか「新基地建設」とは、国民や県民を欺く造語だ。この造語自体が強いイデオロギー色を帯びている。この造語がマスコミや反基地派の評論家によってあたかも当然のように使われるとき、賢明な国民や県民は、有権者を特定の方向へ誘導しようとする情報操作の意図を感じなくてはならない。