海外の製造業は企業規模を問わず、IT等の最新技術の導入に積極的に取り組んでいる。

一方、日本の製造業は技術力への自負から、他国に比べて導入が遅れていると言われている。
そこで、株式会社TOPWELLではその実態を把握するべく、国内の売上高上位1000社を対象に製品開発の現場についての調査が行われた。

まずは「製品開発における需要予測をどの様に行っているか?」と尋ねる調査が行われると、
国内製造業は明確な数値的根拠ではなく、経験や勘による需要予測を行っている企業が最も多かった。
顧客や店頭の販売員、代理店、営業担当者などの経験や勘に頼っている傾向が見て取れる。

需要予測の精度に過半数が頭を抱える
さらに、「需要予測の課題」について尋ねる調査が行われたところ、「需要予測の精度が低い」と感じている企業が最も多く、
「需要予測の能力を持つ人材がいない」「精度の高い需要予測の見極めが難しい」という意見が目立った。

7割の企業が経験と勘で製品を開発、需要予測の精度が低い日本の製造業
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