新型コロナウイルスの影響で飲食宅配のニーズが高まる中、自転車の配達員の危険な運転を指摘する通報が
相次いでいるという。歩行者とぶつかる事故も起きており、警視庁は取り締まりを強化している。

アプリ分析を手がける「フラー」(千葉県柏市)によると、飲食宅配代行のアプリ2種類を利用したのは、今月21日
までの1週間で1日あたり推計40万人。緊急事態宣言が出た4月7日までの1週間の同23万人から約7割増えてい
た。

外食を控える動きが広がったことで、営業休止や短縮を要請された飲食店側も、出前を新たに始めたり、強化し
たりする取り組みが進む。

ただ、警視庁によると、それに伴って自転車に乗った配達員が「携帯電話を見ながら運転している」「歩道でスピ
ードを出していて危ない」「信号を無視した」といった通報が目立ってきたという。

https://www.asahi.com/articles/ASN5R3FCHN5HUTIL03B.html?iref=comtop_8_01