【ワシントン共同】ポンペオ米国務長官は20日の記者会見で、世界保健機関(WHO)総会での中国の
習近平国家主席による演説を批判した。新型コロナウイルス対応を巡り習氏は「開放性や透明性、
責任を持って行動したと主張した」が、実際はそうではなかったとし、中国の情報共有は不十分だと指摘した。

 ポンペオ氏は中国の対応を批判し続けているが、習氏に関する直接の批判は異例。中国が、研究所への
立ち入りなどを制限しているとした上で「中国共産党が本当に開放性や透明性を証明したいならば、
記者会見を開き、記者が好きなことを質問することを認めるべきだ」と強調した。
https://www.daily.co.jp/society/world/2020/05/21/0013359094.shtml