かつてはその演説に注目が集まり、「総理大臣になってほしい」という声がたくさん集まっていた小泉進次郎さん。
普通は、年齢とともに政治家としての経験も重なり、どんどん魅力を増していくものだと思いますが、
小泉進次郎さんは唯一、時が経てば経つほどネタ扱いされるようになっている珍しい議員です。

かつては小泉進次郎さんの演説がどれだけ素敵なのかを解説する本まで出ていましたが、
今となっては「今のままではいけないと思います。だからこそ日本は今のままではいけないと思っている」や
「私の中で30年後ってことを考えた時に、30年後の自分は何歳かなと、あの発災直後から考えてました」などの発言が大喜利のネタにされる存在に。

そんな小泉進次郎さんが記者から検察庁法改正案についての感想を聞かれて言ったこと。
「法案が審議中でもあるので、環境大臣としてのコメントは控えたいと思う」
いやいやいや、環境大臣で畑違いの分野とはいえ、政治家が、しかも自身の所属政党が国民の反対を押し切って通そうとしている法案について、コメントを控えちゃダメでしょう!
それを考えるのが政治家の仕事であり、発言するのが政治家の仕事なのに、せっかくみんなが審議しているのに、
自分が何かを言うことでガタガタしちゃったら困るから何も言わない。
やめちまえよ、オマエ! その後はいつものような意味のない当たり前のコメントを繰り出し、めちゃくちゃ当たり前のことを言っていました。

「検察庁法の問題にとどまらず、政府内ではさまざまな議論をする」
「必要な時に必要な意見交換をすることは、政府内では当然のことだ」
https://news.nifty.com/article/economy/economyall/12267-664354/