ドイツ、各地でクラスター確認 規制緩和に苦慮―新型コロナ
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020050900324&;g=int

メルケル首相が6日、新型コロナウイルスに絡む規制の大幅緩和を打ち出したドイツ各地で、クラスター(感染者集団)発生が確認されている。
どこまで規制を緩和するかは14州と2特別市ごとに決めるが、難しい地域も生まれそうだ。

西部ノルトライン・ウェストファーレン州は8日、食肉処理工場でクラスターを確認した。
11日から飲食店などの再開が予定されているが、工場のある郡については1週間延期された。

北部シュレスウィヒ・ホルスタイン州でも食肉処理工場で同様のクラスターが見つかり、当局が対応を協議中。
中部テューリンゲン州では、高齢者施設の入居者や職員にクラスターが確認された。
現場となったグライツ郡は、二つの小さな町に限られているとして「郡全体を規制下に置くつもりはない」と主張、対応に苦慮している。


関連 在日ドイツ大使館、日本の新型コロナ検査数の少なさを懸念
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/04/post-93044.php
日本における感染リスクは真剣に評価することができない。
実行された検査数が少ないため、かなりの規模の未報告感染が発生していると考えられる