学校再開で感染拡大も、米中独伊の研究報告
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58909500Z00C20A5NNE000/

> 中国やイタリア、米国の疫学者らの研究チームは、中国の武漢と上海をケースに、米国科学振興協会(AAAS)が発行する科学誌「サイエンス」に報告した。
> 子供の感染比率は大人の3分の1だったが、学校再開後には接触の増加で、大人と同様の比率になったという。

> 研究に参加したイタリアのブルーノ・ケスラー財団の疫学者は「学校を再開した場合、(1人の患者から新たに何人が感染するかを示す)再生産数が大幅に上昇する」と指摘した。

> ドイツのウイルス学者らは、大人と子供ではウイルス保有の比率は有意な差がないとの研究をまとめた。
> ベルリンの研究所で6万人の検体を調べた。研究を主導した学者は、米国の学校再開について「早すぎる」と指摘した。