菅直人氏「ツイッターでも建設的な議論を」…安倍首相に批判投稿に中傷とデマ多く

 元首相の菅直人氏が3日にツイッターに投稿。「ツイッター考察」とし、安倍晋三首相について批判的な投稿をしたところ、「いいね」が相当数あったものの同時に自身への中傷やデマが多かったとし、「建設的な議論を」と求めた。

 菅氏は「数日前、安倍総理のコロナ対応に批判的なツイッターを発信したところ、1万を超える『いいね』の反応がありました。同時に多くの人からの反論もありました」と賛否両論だったと記した。しかし、批判の中身について菅氏は「大部分の反論はコロナとは関係のない私への中傷やデマ記事。ツイッターでも、もう少し建設的な議論ができればと思います」と求めた。

 菅氏は4月30日の投稿で、安倍首相の新型コロナウイルス対策について「安倍総理は何をすべきかという判断ができないのです」と投稿。「国会答弁を聞いても『専門家』の意見を聞くというだけで、政治上の最高責任者である総理としてどう判断するのか何も語りません。
原発事故の時の撤退問題は専門家の意見ではなく総理として判断しました。もちろん全責任は総理にあります」と東日本大震災発生当時の自身の行動と比較した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200504-00000072-dal-ent