「いちごさん」4度目の盗難 佐賀県の新ブランド、親苗四十数株
https://mainichi.jp/articles/20200506/k00/00m/040/012000c

佐賀県は、白石町の70代男性農家のほ場から県産イチゴ「いちごさん」の
来年産用の親苗四十数株が盗まれたと発表した。いちごさんの苗の盗難は4月上旬に続き4件目となった。

 県園芸課によると、男性は育苗用ハウスで親苗を保管しており、4月27日に盗難に気付いた。
5月1日にJAを通じ県に連絡があり、同日、白石署に被害届を提出した。

 いちごさんは県が育成権を持っており、県が利用権を認めたJAが認める農家以外は栽培できない。
盗難により品質の悪いものが出回る恐れがあり、同課は「チラシでの啓発など早急に対策を検討する」としている。