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コロナでホテル療養者が訴える過酷で不安な軟禁生活「ここで容体急変したら、助からないのでは」


最も不安をかき立てられたのは、医師の姿が全く見えないことだ。

「病院から移る時には、ホテルにはお医者さんがいると言われたんです。『何か急変があれば、相談してください』と。具合が悪くなったときの連絡先は『事務局』と言われる内線番号。
この事務局の人が保健所の人なのか、看護師資格のある人なのかわからないんです。体調が悪くなり、電話をかけると、そのあと看護師のような人から、一応、折り返し電話はかかってきます。でも、やっぱり不安です」(ユミさん)



厚生労働省が各都道府県に配った、宿泊療養施設への医療班配置に関するマニュアルには、日中は保健師か看護師のみの常駐で、医師の常駐は求めておらず、オンコール(=緊急時の対応役を待機させる)以上での対応と書かれている。