シングルマザー風俗嬢が激白! 休業補償、支援対象にはなったが…「6月までに払われないと生活できない」



「収入も半分以上減っていて、平時に戻る見通しも立たない。一刻も早く支援金給付をお願いしたい」と風俗業に従事する女性は語る。

 政府は休校などで子供の世話をする必要がある従業員に特別な有給休暇を取得させた企業に、日額8330円を上限に助成金を支給。
個人で業務委託を受け働いている人には国から日額4100円を補償する仕組みを導入したが、当初、風俗業従事者は対象外だった。

 性風俗従事者の労働環境改善に取り組む団体「SWASH」が見直しを要望し、菅義偉官房長官が「政府として要領を見直したい」と言及。加藤勝信厚生労働相も方針変更を表明し、休業補償が始まった2月27日にさかのぼり支払うことが決まった。
業績が悪化した企業が従業員を休ませた場合に支給する雇用調整助成金も、6月末までの拡充措置に限り風俗業へ適用する。

 前出の女性は、通常は週4〜5日、1日8時間風俗店で勤務し、月収は手取りで60万〜80万円だったという。
「子供がぜんそくを持っていて、病院に連れていく際などには店が勤務時間を融通してくれるなど理解もあった。
一方で、ギャンブル依存気味な親の世話もする必要があり、当時の収入でも生活はぎりぎり。貯金に回す余裕はあまりなかった」と語る。