新型コロナウイルスの感染拡大を受け、臨時休校になり自宅で過ごす時間が長い小学生などに向け、日立市は市ホームページや公式ツイッターなどからダウンロードできる塗り絵イラストの発信を始めた。
市は「日立らしさが詰まった塗り絵で、おうち時間を楽しんでほしい」(シティプロモーション推進課)としている。

塗り絵を楽しめるイラストは5種類。魅力を詰め込んだ全景バージョンには海と山、日立シビックセンターや市役所、大煙突、日立風流物、LNG基地、かみね公園、さくらダコなどが描かれている。
個別バージョンは全景の中にあるシビックセンターとかみね公園、アンコウ、ウミウの四つで、いずれも市職員が作成した。

市立小中学校が再び臨時休校に入ったことを踏まえ、同課が「子どもたちに少しでも自宅で楽しんでほしい」と塗り絵を企画。
イラストに盛り込まれた各項目をインターネットで調べるのも「市の魅力発見につながる」としている。

同課は「完成した作品はそれぞれツイッターなどに掲載してもらい、みんなで楽しさを共有してほしい」と呼び掛ける。好評であれば第2弾も検討するという。

塗り絵イラストを含め、市は市ホームページに「おうちで過ごそう」とのタイトルで、これまでに作成したPR動画やシビックセンター科学館のサイエンスショー動画などをまとめたコーナーを設置している。(川崎勉)

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