政府は今月の「月例経済報告」を公表し、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、リーマンショック以来、およそ11年ぶりに「景気は悪化している」との認識を示しました。

 政府が発表した4月の月例経済報告は、景気の現状についての判断を「急速に悪化しており、極めて厳しい状況にある」と下方修正しました。「景気が悪化している」との認識が示されるのは、リーマンショック後の2008年12月以来、およそ11年ぶりです。

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛などにより、個人消費や企業収益が「急速に減少している」としたほか、世界経済についても「急速に悪化している」としました。先行きについては、「感染症の影響による極めて厳しい状況が続くと見込まれる」としています。(23日17:38)

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