オムロン元社長で、事業の多角化や本格的なグローバル展開を進めた立石義雄氏(たていし・よしお=現名誉顧問)が21日、
新型コロナウイルス感染症で死去した。80歳だった。大阪市出身。

京都市によると、立石氏は2日に発熱。5日に医療機関を受診したところ、画像診断で肺炎が確認されたため入院。
6日に新型ウイルス検査で陽性と判明し、治療を続けていた。

オムロン創業者、故立石一真氏の三男で、1963年に立石電機(現オムロン)に入社。
自動改札機の事業化などに取り組んだ後、87年に47歳で社長に就任した。
90年に社名を変更。在任中の16年間で、海外売上高を4倍に拡大するなど国内外合計の売上高を就任時の1.9倍に当たる約5300億円に引き上げた。

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